[ネプツニウムン] (ネプツニウム - Np)
【外見】
ネプツニウムンは、小さなかわいらしいもふもふのドラゴンです。金属光沢のある暗い黒色で、その身体は小柄ながらも力強さを感じさせます。つぶらな目と全身に柔らかな毛が生えた姿は愛嬌がありつつも、放射線を帯びているため神秘的な雰囲気を漂わせています。
【性格】
探求心旺盛な性格です。慎重で計画的な一面を持ち、自分の力を無駄に使わないよう注意深く行動します。内向的でありながらも強い意志を持ち、自らの役割をしっかりと理解し遂行します。また、周囲の環境や仲間に対しても配慮し、穏やかな態度を保ちます。
【特技】
・アルファ粒子源:アルファ粒子を放出する能力を持っています。この特技により、周囲に強力なエネルギーを供給したり、特定の材料や装置の動作を促進することができます。アルファ粒子は非常にエネルギッシュで、適切に利用することで多くの技術的応用が可能です。
・壊変:彼は自らの意志に反して、放射性壊変を引き起こすことがあります。自分自身や周囲の物質を別の形態に変換してしまいます。壊変を利用して新たな物質を生成し、その力を効率的に活用する事が模索されています。
【生態】
自然界ではウラニウムンのコア分裂時に生成される結晶から産まれるため、非常に稀です。高い放射性を持つので、特別な環境でのみ安全に存在でき、その特性を活かす研究やエネルギー生成が考えられています。
【その他】
壊変は、彼が持つ崩壊反応によってプルトニウムン(プルトニウム)を生成する能力です。彼の壊変反応により生成されるプルトニウムンの莫大なエネルギーを活用できるのならば、様々な技術的進歩が実現されるはずです。
【シエンティア物語】
シエンティアの人々は、ウラニウムンたちと共存を選びました。彼のコア分裂から得られる無尽蔵のエーテル流で、科学は飛躍的に進歩しました。
ある日、ウラニウムンの体から美しい結晶が落ち始めます。普段はウラニウムンが結晶を持ち去るのですが、その美しさに目を奪われた誰かが結晶を盗みました。そしてその結晶から、小さくてかわいらしいネプツニウムンが誕生しました。
ネプツニウムンは無邪気に浮遊していたハイドロゲンとヘリウムンとすぐに遊び始め、友達になりました。
翌日、ウラニウムンがネプツニウムンを見つけ、いきなり襲いかかります。ウラニウムンはネプツニウムンの壊変のリスクを知っており、今のうちに対処しようと考えました。
しかし、間一髪でハイドロゲンとヘリウムンがネプツニウムンを助け、幼くて無害であることを訴えました。
驚いたネプツニウムンは、その場の緊張に耐えきれず、無意識に壊変を引き起こしました。瞬間的に空間が歪み、ネプツニウムンがプルトニウムンに変わったのでした。