[カドミウムン] (カドミウム - Cd)
【外見】
本来銀色の彼は、周囲に毒気を放たない様に黒い外装で気をつけています。しかし目や口元から微かな毒気が出てしまいます。体表には輝きがあり、彼のエネルギーにも美しさがあります。
【性格】
冷酷かつ冷静で、他者に対して距離を置く傾向があります。有毒な存在としての自覚があり、自身の力を抑えながらも、必要に応じて使うことができます。
【特技】
・毒手：カドミウムンの触手は有毒で、触れると強烈な毒を体内に注入することができます。この毒は相手の体力を徐々に奪い、弱らせる効果があります。
・放射エネルギー感知：彼の身体が放射エネルギーの存在を感知し、それをエーテル流として捉える能力です。彼は放射線の発生源やエネルギーの強さを直感的に把握することができます。
【生態】
カドミウムンは亜鉛鉱脈の中に生息し、元々はジンクンと共生していました。しかし、採掘によってジンクンから分離されたことで、カドミウムン本来の毒性が顕著に表れるようになりました。
【その他】
カドミウムンは自然界においても有毒な存在として知られ、その毒性は接触だけでなく、土壌や水源にも影響を及ぼします。彼らは孤立した地域に住み、他の生物や文明との接触を避ける傾向があります。
【シエンティア物語】
昔々、シエンティアの世界に、孤独な存在として知られるカドミウムンがいました。彼はかなりの毒性を持っていたので、誰からも避けられる孤独な日々を過ごしていました。
そんなある日、彼はラボから誘われました。不思議に思ったカドミウムンですが、暇潰しくらいの考えでラボに向かいました。
そこで彼はテルリウムンと出会い仲良くなりました。そして彼らは次々とラボで課題を乗り越えていったのです。
困難な道のりの中で、彼らは互いの強みを活かし合い、絆を深めていきます。そして放射線検出器が完成したとき、カドミウムンとテルリウムンは多くの人々に感謝されたのです。
彼らの出会いが、孤独だったカドミウムンに光を与え、ラボやその周辺地域の安全を確保し技術の発展に貢献したのです。
