[オキシゲン] (酸素 - O)
【外見】
オキシゲンは微かな青い輝きを放つ、目が1つのO字の形をしたベーシクンです。その柔らかな姿勢と、空気中に無言で役割を果たすオキシゲンは、シエンティアの世界には欠かせない存在となっています。
【性格】
協調性が高く、柔軟で変化に富んだ性格。他のベーシクン達との容易に結びつき、環境に溶け込む能力を持っています。無償に力を分け与える温かい存在です。
【特技】
・結合: オキシゲンは他のベーシクン達と簡単に結合し、さまざまな特技を作り出します。結合によってシエンティアの生態系に調和をもたらします。
・エネルギー生成: オキシゲンは酸化反応によってエネルギーを生成します。
【生態】
大気中に存在し、生命体にエネルギーを供給する重要な役割を果しています。静かに大地を支え、その存在が無意識に多くの生命に影響を与えています。
【その他】
酸化反応によりエネルギーを生み出す一方で、金属の腐食や有害物質の生成といったデメリットも併せ持ちます。オキシゲンはバランスを保ちながらシエンティアの生態系に溶け込んでいます。
【シエンティア物語】
昔々、シエンティアの大地に住むハイドロゲンとオキシゲンは、合体技「エイチツーオー」の練習に余念がありませんでした。
ある日、休憩中におやつを食べていると、オキシゲンのリンゴがハイドロゲンのリンゴよりも早く変色し始めました。
驚いたハイドロゲンが言いました。「どうして君のリンゴは変色が早いんだ?」
オキシゲンは微笑みながら答えました。「それは私の特技の酸化のせいなんだよ。食物を食べるとき、私が関与すると変色しやすくなるんだよね。だから酸化に困ってるんだよ。物がすぐにいたんじゃうんだ。」
ハイドロゲンは興味津々で言いました。「なるほど、新しい特技を発現したってわけか。僕もっと色々な特技を憶えないと。」
2人はこれをきっかけに新しい特技の可能性にワクワクしながら、エイチツーオーの練習を続けました。
そして、シエンティアの大地には新しい冒険が広がっていったのでした。